こんにちは、広報の冨松です。
先日、社内コミュニケーション活性化の一環で、LiBの子どものいる女性社員を集めた座談会を開催しました。
LiBには社員が90名いますが、そのうち31名は子どもがいます。私もわんぱく盛りの2歳の子(男子)を育てながら、週4日勤務で働いています。
今回は、仕事と家事・育児をパワフルにこなすLiBのワーキングマザーのリアルな本音と実態を探ります!
参加メンバー:
LiBのワーキングマザー8名
※メンバーをご紹介します
(名前/職種/勤務形態/子どもの年齢)
・小川:営業・時短・男の子11歳
・柴田:営業・フルタイム・女の子4歳
・渡部:営業事務・時短・男の子4歳
・濱田:カスタマサービス・フルタイム・男の子7歳と9歳
・柳澤:カスタマサービス・時短・女の子3歳
・堀江:経理・時短・男の子4歳、女の子2歳
・高嶋:ライター・時短・女の子5歳
・冨松:広報・週4・男の子2歳
ではさっそくこちらの質問から。
皆さんは、仕事と育児をどのように両立していますか?
高嶋)実家が遠方なので、夫婦二人だけで家事育児をしなければなりません。家事は夫の方が得意なので、片付けやゴミ出しなど時間の決まっていない作業はほぼ担当してくれています。私は産後6ヶ月で職場復帰しましたが、出産前と同じ仕事の仕方でペースを崩してしまったことを反省し、今は自分の一番得意なライティングのスキルを活かして、無理なく時短で働いています。
柴田)夫は終電後タクシーで帰宅することも多いため、育児は私が担当することが多いです。私は営業なので仕事の量は、予測できない波があります。役割分担は正直うまくいっていなく、どうしたらいいのか悩んでいます。
冨松)そうなんですね。実家やパートナーに頼れるかで安心して育児・仕事を両立できるかは大きく変わってきますよね。私の場合、今年の春から、夫の単身赴任に伴い、週5日時短勤務から週4日勤務に変更しました。夫に頼ることができない分、地域のシルバー人材センターや病時保育も積極的に活用しています。その他、家事代行や外部機関も活用しています。
柳澤さんはどうですか?
柳澤)私のチームは、フレックス制度が5月に導入されたタイミングで、全員が金曜リモート勤務を実施しています。個人的には、通勤時間がなくなったのでその日は8時間めいっぱい働けるようになりました。子育てとの両立で時短勤務をしているので、週に一度、フルタイムで働けるようになり、片付けられる仕事の量が増えて充実しています。
渡部)私は一人で子どもを育てているので、自分がどれくらい大変なのかは、自分ではわからないです。ただフルタイムで働きながら、子どもと向き合うのは自分が壊れると思っていたので時短勤務は必須でした。16時過ぎに仕事を終え保育園に迎えにいき、子どもと公園に遊びにいける。そうした時間があることが自分にとってもすごく大切で、心が救われます。LiBは子育て世代の社員が多く、働く社員に対しての理解があり、助けてくれます。
濱田)私の子ども2人は今小学校に通っていますが、実はLiBで働き始める当時は、保育園の年代で、子どもの保育先も決まらない、けど私も仕事を始めたいという状況でした。
「どうしよう」と不安しかなかったとき、社長(松本)に「それなら会社に連れてくるのはどうか」という提案をしてもらい、それを実行させてもらいました。
子どもを連れて出社した時には、役員をはじめ、社員が率先して、「よくきたね!」と声を掛けてくれたので連れていきやすかったです。育児と仕事を両立するのは難しいので、だったら仕事側に巻き込んじゃえ!と思い、今でも連れてきています。
小川)私は8年間専業主婦をしていて、1社挟みLiBに入社しました。前職も時短でしたが、その時は子どもから「寂しい」と言われることがありました。LiBに入社してからは、子連れ出勤ウェルカムな風土があったので、子どもの夏休みになると会社に連れてくるようになりました。子どもに寂しい思いをさせることもなく、親の働く姿を見せることができ、「働いているママかっこいい!」と、家で仕事をしていても応援してくれるようになりました。
子連れ出勤ウェルカムなのはLiBならではの特徴ですよね。
私もたまにキッズルームで息子と仕事をしています。
では、次の質問です。
短い時間の中で、仕事で成果を出すために大事にしていることはどんなことですか?
渡部)社内のチャットツール「Slack」での会話を一往復で完結するように意識しています。私は営業担当とのやりとりが多く、相手からの答えがないと動けないため、なるべく一回のやり取りで終わるようにポイントを整理して聞くようにしています。
高嶋)制作の仕事は質を追求するとどこまでも時間をかけられてしまうので、限られた時間内でもよいものを納品できるように気をつけています。スピードも質も、相手の期待を少しだけ超えるアウトプットをして、ひとつひとつ実績を積み、信頼を得るようにしました。「すぐ帰っちゃうけど仕事は丁寧」というイメージを作っています。そうすることで、無理な依頼があったとき、納期の交渉ができるようになり、無駄な仕事を減らすことができています。
堀江)経理の業務は月初に集中します。なので先取りできる仕事は早めに終わらせていきます。同時に仕事に優先順位をつけることも大事にしていて、明日やれば完結する仕事は今日は手をつけない!と割り切ることも大切にしています。
小川)私は営業担当なので、会社にいる時は一秒でも長くお客様と接する時間を作れるよう努力しています。一人で完結する仕事や、じっくり考える仕事は自宅で行うようにしています。あとアポイントでの電車移動も多いためその移動時間も最大限活用するようにしています。
冨松)移動時間も意外と大切ですよね。あと、働く上で、上司との1on1ミーティングで成果をすり合わせし、求められているものを正しく把握することも大事ですよね。特に時短で働いていると時間内に収めたいし、成果も出したい、キャリアアップもしたいので、求められているものが何か、何を返したら評価に繋がるのかがすごい大事だなと思います。
柴田)私は最近時短からフルタイムに変更しました。家事が苦手で、仕事が好きなので、時短のときは仕事が全力でできないのがストレスになっていました。今は働く時間が長くなったので、気持ち的にはフルタイムになりストレスはなくなりました。
濱田)私は子どもとの時間を優先するために、週4日リモート勤務をしているので、家事の時間はだいぶ増えました。
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限られた時間で求められた成果を出すのはプレッシャーもありますが、同時に楽しさもありますよね。
ちなみに、
自己投資(可処分時間)の時間をどのように使っていますか?
渡部)私は21時半に子どもが寝るので、それから3時間くらいは自分の時間を取るようにしています。最近は1年弱勉強してタロットの資格を取りました。夜の時間があることで自分がリフレッシュできると最近わかったので、今はその時間を自分のご褒美として大切にしています。
濱田)私もご褒美として「ホル活(ホルモン活性化活動)」を積極的にしています。ネイルや美容院などの幸せホルモンが出るような活動で、心を整えています。活動後は、子どもに「お母さん可愛い!」と褒めてもらえるので、仕事とプライベートの良い切り替えになっています。
冨松)そういう自分へのご褒美、とても大事ですよね!私もリフレッシュできる時間は大切にしています。ただ、キャリアアップのための自己投資は今はお休み期間にしています。以前は出産前と同じように色々勉強したくて、夜の社外勉強会に出席したりすることもありましたが、出産前とは同じようにはいかないと分かってからは「自己投資の時間は少しお休みしよう」と決め、割切ることにしました。単身赴任をしている夫と子どもとの時間が減った分、私は子どもと向き合う時間を増やしたかったので。
高嶋)私は趣味の時間はキープしています。バンドをやっているので、練習にも子どもを連れていって、やりたいことを家族皆で楽しむという雰囲気作りをしています。家族を巻き込むことで罪悪感なく楽しめます。
堀江)そう!自分だけの時間だと罪悪感を感じてしまうんです。
高嶋)わかる!母親は子どものために時間を使うべきと考えてしまって自分に時間を使うことに罪悪感を感じてしまう。母親として、女性として、こうでなくちゃいけないという思いはあるよね。
一同)わかる~!
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その”罪悪感”は、これまで築き上げられてきた「女性はこうあるべき」「母親はこうあるべき」という社会の価値観も大きいですよね。
それをLiBを通して、新しい常識を作っていけたらと思っています。
では、最後に。
時短からフルタイムへの変換期についてはどうですか?
柴田)1回フルタイムにしますと言って無理だったら、時短に戻しますと宣言しました。どっちがいいか、まさに今試しています。
小川)先日、フルタイムにしないかと上司から提案もいただいたんですが、私は子どもの受験で来年の3月までは時短と決めました。多分フルタイムも時短も業務量や目標数値も実はあまり変わらないと思うんです。でもなぜ時短を選んでいるかというと、子どもに寄り添う自分でいたいという自分自身へのメッセージかも。
高嶋)フルタイムと同じアウトプットだったら時短でやったほうがいい気がして。時短でやっているときのほうが、自分のスキルは上がっている実感があります。そこで浮いた時間を趣味の時間にあてるなどお迎えだけではないメリットもあると思います。
最後に
約1時間の座談会。赤裸々に語ったワーキングマザーたちのライフワークスタイル。仕事と家事・育児の両立は、それぞれ大変な局面がありつつも、皆工夫しながら楽しんでいる様子でした。
LiBは「生きるをもっとポジティブに」というミッションを掲げ、社名には、Life(生活)とBusiness(仕事)の間にいる「 i(自分)」を大切にしようという意味が込められています。
「仕事を取るか、家庭を取るか」という二択で悩み、ポジティブな選択ができずにいる女性は多くいますが、当社の女性社員の働きやすい環境づくりを実践し、それを他社様にも参考にしていただけるような発信を心がけていきたいと思っています。