先輩キャリア女性に聞く!就職活動では企業のここをチェックせよ
新卒で入社するべき会社は
「チャレンジして失敗することを歓迎している企業」
〜若いうちこそ失敗すべき!
挑戦を推奨し失敗を受け入れる企業風土を推奨〜
キャリア女性向け会員制転職サイト「LiBz CAREER」を運営する株式会社LiB(住所:東京都渋谷区、代表取締役:松本洋介)は、キャリアを積んで来た平均年収550万円の女性会員約200名を対象に、「就職活動生や新入社員の時期に戻れるなら…」というテーマで調査を実施いたしました。
プレスリリースはこちらからからダウンロード頂けます
【調査リリース】先輩キャリア女性に聞く!就活時、企業のここをチェックせよ
【主な調査結果】
◆新卒で入社すべき会社は、「チャレンジして失敗することを歓迎している企業」
◆ハイキャリア女性が新卒で入社したい企業第1位は、「P&G」
◆就活生にアドバイス!やらないと後悔するのは「キャリア&ライフプランニング」
新卒で入社すべきは
「チャレンジ&失敗を歓迎する企業」
新卒で入社するのに適した会社はどんな会社だと思いますか?
1位:チャレンジして失敗することを歓迎している企業 30%
2位:社員数の多い上場企業 20%
3位:制度や福利厚生が充実している企業 19%
4位:経営層との距離が近いベンチャー企業 7.9%
5位:設立してから30年以上経っている企業 7.3%
その他 21%
【チャレンジして失敗することを歓迎している企業を勧める理由】
・若い頃は経験も少なく、失敗も多いはず。その失敗を先輩や上司が受け止め、成功につなげられるように導いていく環境がなければ、社員も育たないし会社も発展しないと思うので(40代 正社員 管理職)
・今の子たちは、失敗して自分自身や経歴が傷付いたりするのを考えて自分から行動を起こす人が少ない。(30代 正社員 チームリーダー職)
・チャレンジしないと失敗も成功もない。失敗することでよりよくするための改善に向き合えるから。(40代 正社員 管理職)
・自分で考え行動することが、キャリア形成の近道。(40歳以上 正社員 管理職)
キャリアを積んで来た女性を対象に、新卒入社に適した企業はどんな企業なのかを質問したところ、「チャレンジして失敗することを歓迎している企業」という回答が1番多いという結果が出ました。
また、同アンケート内で、その理由についても訊ねたところ、「その経験が必ず先に生きるから。失敗を恐れてチャレンジできない傾向に社会全体があるような気がするので。」「失敗することを極端に恐れる世代なので、失敗に価値があることを企業風土としてもっている会社で失敗の経験を積むと30代以降、自信がつくと思うから。」など、 “失敗が許されないという現在の社会風潮を危惧している” 声が多いことが分かりました。
2番目に多い回答として、「社員数の多い上場企業」、3番目に多い回答として、「制度や福利厚生が充実している企業」という結果が続きました。
先輩キャリア女性が新卒で入社したい企業
第1位、「P&G」
今新卒で入るとしたら、どこの企業に入社したいですか?
今新卒で入るとしたら、どこの企業に入社したいのか質問したところ、1位「P&G」、2位「リクルート」、3位「Google」という結果が出ました。
上位3位中、2つが外資系のグローバルな展開をしている企業であることが分かりました。
国内企業として2位にランクインした「リクルート」については、「20代の成長環境」に定評があるため(就職・転職リサーチサイト「Vorkers」より)と考えられます。
【ハイキャリア女性が新卒で入社したい企業ランキング】
1位 P&G
2位 リクルート
3位 Google
4位 サントリー
5位 楽天
6位 伊藤忠商事
6位 マッキンゼー
6位 資生堂
9位 日本航空
9位 DeNA
就活時にやっておきべき!
「キャリア&ライフプランニング」
自分がもう一度就活できるなら、どんなことに力を入れますか?
1位 キャリア&ライフプランをしっかり考える 51%
2位 もっと業界研究をする 16%
3位 先輩に直接話を聞く 11%
4位 資格を取る 8%
5位 成績を上げる 1%
【キャリア&ライフプランをしっかりと考えるを選択した方の理由】
・いずれ結婚出産がやってくるから。育児出産に対する制度や実績など「長く勤める前提」だからこそきちんと調べておくべきだった。(30代 正社員)
・30代に入ってから未婚なのに迷いだし、転職を繰り返しているから。(30代 正社員)
・「就職すること」が目標となっており、やりがいや適性などは全く考慮していなかったため、仕事に対するモチベーションが下がってしまったため。また、勤務地にもこだわっていなかったため、居住地への不満なども出てきてしまい、後悔しているため。(30代 正社員)
・金融機関に勤めている2人のこどもの母です。金融機関は、非常に保守的な、男性だけで成り立っている組織のため、子どものいる役席者は、職員数3000人の中、数人しかおりません。就職活動中の大学生に戻れるのなら、「子どもがいても働いている女性はいるか。」「そもそも、単なる事務作業員の立場ではなく、女性社員を必要としているか。」を確認したいと思います。(40歳以上 管理職)
・辛いことがあると人のせいにしてしまいたくなる。キャリア、ライフプランがあれば、自分の意思でここにいると前向きに仕事ができるから。(20代 正社員)
キャリアを積んで来た女性を対象に、もう一度就活できるなら、どんなことに力を入れたいのか質問したところ、約5割(49%)の方が「キャリア&ライフプランをしっかりと考える」という結果が出ました。
また、同アンケート内で、その理由についても訊ねたところ、「女性であれば、結婚・出産という人生の選択は仕事と密接に関わってくるから」「自身が出産後のキャリアプランを考え、準備すべきだったから」「現在の会社が、子育てをしながら働いている女性の管理職がいないから」など、 “ライフイベントを見据えた仕事選びをしたい”という声が多いことが分かりました。
つぎに多い理由として、「漠然としたまま時が過ぎてしまったから」「キャリアプランをもたずに就活していたら、キャリアアップできないから」「早くからキャリアプランをもてば、回り道しなくてすむから」などの“キャリアを積むための準備をしっかりするべき”という結果が出ました。
調査概要
・実施期間 :2015年3月2日~3月11日
・対象:キャリア積んで来た女性 LiB(リブ)会員:15,346名(有効回答数173名)、
・調査手法:インターネット調査 ※本調査結果をご使用される際は、【株式会社LiB調べ」とご記載いただけましたら幸いでございます。