新しい仕事のカタチで事業と組織をアップデートする

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「誰と何をつくるか」にこだわり、チームで成し遂げる。エンジニアの金子がオールラウンドに活躍する理由

2022年2月にジョインしたエンジニアの金子は、金沢からフルリモート勤務中。入社直後からチームに影響を与える活躍を積み上げ、10月の社員総会では「Best Member」として表彰されました。技術だけではなく「誰と何をつくるか」にこだわる彼に、今の仕事のやりがいやLiBの開発チームの魅力について語ってもらいました。

「手に職」に憧れてエンジニアの道へ

ー なぜエンジニアという仕事を選んだのですか?

エンジニアを志したのは父親の影響かもしれません。いわゆる機械エンジニアとしてものづくりの仕事をしていた父に憧れ、自分も手に職を持ちたいと漠然と考えていました。また父は新しいもの好きな性格で、周りで誰もインターネットなんてやっていなかった時代からPCを買って家で楽しんでいたので、自分も自然と興味を持ったんですよね。

とはいえ、その頃からエンジニアとして働くイメージがあったわけではありません。高校はほとんどの人が卒業後すぐに就職するような環境だったので、自分もなんとなく地元の会社に就職する道を描いていました。しかし野球がきっかけで「大学」という進路が選択肢に入り、金沢工業大学に進学することに。情報工学を学び、エンジニアとして社会に出ることになったのです。大学で学んだことがすべてではないですが、振り返ると、この時に進学を選択していたことで今の自分があると感じています。

ー では、エンジニアとしてのこれまでのキャリアについて教えてください。

LiBに入るまでには、3社を経験しています。1社目は受託開発、2社目は自社開発でフロントエンドをメインに何でもやりました。40名ぐらいのスタートアップで、採用活動にも参加させてもらったりして、ベテランの先輩方にエンジニアとしてのイロハを叩きこんでもらいました。

3社目はその会社のその先輩が立ち上げた、社員3名のスタートアップです。フロントエンドはもちろん、企画もやりました。主に開発したものは、エンジニアのチームワークを加速させるためのプロダクトです。感覚や経験でチーム活動をしている部分を可視化し、定量的な指標からチームの状態をよりよくしていくことを目指したものです。しかしこの開発には時間もお金もかかり、想定よりもスケールが難しいのでは?という判断に。最終的に会社を一旦たたむ選択になったことで、自分も次の仕事を考え始めました。

 

誇りを持てる仕事をするために、LiBにジョイン

ー LiBに入社を決めたのはなぜですか?

急な転職だったので、これといった企業選びの軸はない状態だったのですが、唯一こだわっていたのは「人の役に立つ仕事」ということでした。「自分はこういう仕事をしています」と胸を張って言いたいし、自分がいいなと思っている世界観を形にして、多くの人から共感してもらえるような仕事がしたかったのです。

それ以外はこだわりも条件もほぼなかったので、エンジニア特化の転職サービスからは大量のスカウトをいただきました。その中に、LiBからのスカウトがあったのです。人材や採用の領域に関心があったわけではないのですが、「男女問わず、あらゆる人が前向きに活躍できる社会を創る」というテーマにピンと来て、話を聞いてみることにしました。

ー 面談での印象は覚えていますか?

はい。のちに上長となる取締役の近藤が直接、カジュアル面談で話をしてくれました。最も印象的だったのは、自分自身のキャリアを考えてくれた上で、LiBでこういう仕事をしてみないか?と提案をしてくれたことです。他社の面談もいくつか受けていましたが、入社後の活躍のイメージまで具体的に言及してくれる面談は初めてでしたね。

「人事担当が会社説明して終わり」みたいな会社も多い中で、上長となる人と直接、自分の生き方を踏まえたキャリアについて会話ができたのはとても有意義に感じたので、選考を受けてみることにしました。その後はトントン拍子に進み、入社が決まりました。

 

優秀なPdMが揃う、想像以上にスマートな開発チーム

ー 入社後の印象はいかがでしたか?

良い意味でびっくりしたのは「人」です。PdMのメンバーが全員、想像以上にレベルが高いので驚きました。エンジニアと齟齬なく会話ができるPdMが、一人ではなく複数人いるというのがけっこうすごいんじゃないかと。この規模の会社なら、普通はそういうPdMが1人いるかいないか、という状況だと思います。近藤が育成の過程をnote(【営業会社のIT企業化-後編】 採れぬなら 育ててしまえ PdM)にまとめていましたが、このあたりは面談では話に出なかったことなので、もっとアピールしてもよいんじゃないかと思いましたね。

ー コミュニケーションコストが少なくて済む、ということでしょうか?

そうですね。イチから説明する手間がなかったり、アウトプットが大きくズレたりすることも少ないので、物事を前に進めやすいです。独自の開発基盤がベースになっているからというのももちろんありますが、各自がエンジニアリングの知識を踏まえた頭の構造になっているような印象です。ちょっと勉強すれば、もうエンジニアにもなれるんじゃないかと(笑)。しかもほとんどがビジネスサイド出身で、現場や顧客の業務への理解も深いので、非常に市場価値の高いPdM集団だと思いますね。

ー フルリモートで働く上では、LiBの環境はいかがでしたか?

自分自身はもう、リモートワーク4年目になるので慣れていますが、LiBでもまったくストレスなく働くことができています。Slackを活用したスマートなコミュニケーションが体系化されているので、テキストでのログの残し方など、リモート慣れしている自分よりもむしろ皆さんの方がちゃんとやってる気がします。コンテキストがズレないので、ストレスもないですね。

 

「これしかやりません」とは絶対言いたくない

ー では、最近のお仕事について教えてください。

ここ最近はずっと、「LIBZ 幹部ドラフト」を中心とした、LIBZ全体のリニューアルに携わっていました。「Can」だけではなく「Will」をベースにしたマッチングを実現するべく、個人の職務経歴に加えて、描きたい未来や今後挑戦したいことなどに光を当てる機能をつくっています。先日リリースし、今まさに現場や顧客の声をもとにブラッシュアップを重ねているところです。

リニューアル後の画面イメージ

 

リニューアルの関連で苦労したのは、ユーザーがGoogleアカウントでサインアップできるようにするための、Google OAuth審査です。簡単に審査が通らないので、Google社とのやりとりが1〜2か月ぐらい続きました。これといった情報もない上に、やりとりはすべて英語。かなり根気が要る作業でしたが、審査が通ったときはうれしかったですね。

ー そういう地道な作業を率先してやってくれるのって、チームにとってはすごくありがたいことですよね。

そうかもしれないですね。そもそもチームで何かを成し遂げるのが好きなので、前職でもそのためのプロダクトをつくったりしていたんですけど。一人じゃ何もできないと思っているので、「自分はこれしかやりません」というのは言いたくないし、未知の領域にも積極的に取り組みたいんです。性格もちょっとおせっかいなところがあって、例えばSlackで自分にメンションが飛んでいないことでも、自分がわかる内容であれば答えちゃおう!というタイプなんです(笑)。

ー 前期の総会では「Best Member」として表彰されてましたが、そこでも「率先して未経験業務に取り組む姿が、社内エンジニアの意識を一段上げた」との評価がありましたね。

もともとそういうスタンスで働くのが好きなので、ありがたいですね。エンジニアチームでは、全員がサーバー実装もリード業務もできるような「π型人材」を目指す取り組みを行っていて、自分がいちばん最初にチャレンジしたんですけど、それがうまくいったことで、LiBのエンジニア組織に良い影響を与えられたのではないかと思っています。

社員総会の表彰式にて

ー 今後挑戦してみたいことはありますか?

何かをつくる手前の部分、いわゆる企画段階から関わってみたいです。僕は、技術はあくまで単なる手段だと思っていて。誰でも勉強すればある程度はできる部分だと思うんです。それよりも、「どんなものを」「誰と」「どうつくるか」にこだわっていきたい。だからエンジニアリングに閉じないで、LiBが実現したい世界観を踏まえてこれからどんなものをつくるべきなのかを、皆で一緒に考えていきたいですね。

 

猫と息子を愛でながらのリモート生活

ー 普段の働き方についてもお話を聞かせてください。

今は、金沢からフルリモート勤務で働いています。1歳9か月の息子がいて、朝早くに起こされるので、必然的に朝型勤務になっています(笑)。最近新築したマイホームで、猫2匹と息子の声を聴きながら仕事しています。

新築のマイホームでくつろぐ愛猫たち

ー 想像しただけで、なんだか幸せそうな環境ですね…!

LiBへの転職と家づくりが同時進行のタイミングだったので、なかなか大変でした。前職の会社をたたむ決断をした頃に家の契約をしたので、だいぶ人生のイベントが詰め込まれた時期でしたね…(笑)。もちろん多少の不安はありましたが、エンジニアという仕事は食いっぱぐれないですし、それまでも人とのめぐり合わせで良い方に転がっていくことが多かったので、なんとかなるだろう!と楽観的に乗り越えました。あまり深く考えずに、ポジティブな未来を信じるタイプなんですよね(笑)。

 

こんな人と働きたい

ー LiBではどんな人が活躍できると思いますか?

何かに挑戦したい人、「これやります!」って言える人ですかね。自分の可能性を自分で閉じない人と一緒に働きたいです。近藤もよく言っていますが、「できない」と言った瞬間に、自分の可能性がそこで終わってしまうんですよね。だから、経歴とか技術力だけじゃなくて「やりたい」という気持ちが強い人がよいと思いますし、LiBはそういう人が活躍できる環境です。

LiBにはチャレンジを尊重してくれる風土がありますし、たとえ失敗しても、次にどうつなげるかをチーム皆で考えるような心理的安全性もあります。コミュニケーションも盛んなので、次に入ってくる人のチャレンジも全力で応援したいですね。

 

金子さんってこんな人!

★プライベートで最近ハマっていることは?
おいしい紅茶探し。おすすめを知りたい!

★新たに制定されたLiBの3つの行動指針(Stack up Value・Act Direct・Get Insight)の中で
一番好きなものはなんですか?その理由も教えてください!
「Act Direct(直接やろう)」です!自ら考えて行動することが一番早いと思っているからです。

★金子さんが思う「LiBあるある」を教えてください!
挑戦がしやすいことです。やりたい!と言う意志あれば、あとは行動するだけ!

★金子さんにとっての自分らしい仕事のカタチとは?
属人性をなるべく持たせないようにすることです。
ある人がいなくなったら業務が滞ってしまう…ということがないようにしたいです。

 

 

【採用募集】
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フロントエンジニア
https://herp.careers/v1/libcorp/HrX6mCL_TDEo

サーバーエンジニア
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インタビュー・ライティング:高嶋 朝子(株式会社LiB)

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